BOOX Note2のレビュー

BOOX Note2のレビュー

BOOX Note2のレビュー

電子ペーパーはいいぞぉ

 皆さんこんにちは。WMMC現B2のaluminumです。
このブログを作ってから約1年、まったく更新せず月日が過ぎていました...
人間やっぱり思い立った時にやらないとだめですね。
ところで気づけば12月も1週間が経過したようですが、皆さんは進捗があったでしょうか。(ブーメラン)
さて、この記事は
WMMC Advent Calendar 2020 - Adventar
の7日目の記事になります。
昨日はWMMC同期のRivière君による
rand関数で迷路をランダム生成させてみた
でした。
ここ1年間ほぼC言語に触れていなかった僕でも分かる分かりやすい説明と深い内容で感服しました。
まだ読んでいない方は↑のリンクから飛べるのでぜひ読んでみてください!
僕もマウスやらなきゃ...
(リンクにもWMMCadvent2020days6と入っていてすごい←これマジ)

目次

以下が本記事の目次になります。 BOOX Note2という手書きタブレットについて書いていきます。
  1. BOOX Note2を買った経緯 ~BOOX Note2を買うまで~
  2. BOOX Note2の購入方法 ~到着まで~
  3. BOOX Note2のレビュー
  4. まとめ、新商品が出たよ
先に一言言っておきます。"電子ペーパーはいいぞぉ"

BOOX Note2を買った経緯 ~BOOX Note2を買うまで~

 BOOX Note2を買った経緯について書きたいと思います。購入方法やレビューへは↑の目次から飛べるので飛ばして読んでください。 そもそもBOOX Note2とは何かという話ですが、「目に優しい高機能手書きタブレット」という表現が適切かなと思います。
手書き用のタブレットが欲しいけれどiPadは...という方にぜひおすすめしたいタブレットです。
ざっくりスペックを紹介すると
  • ディスプレイ:10.31インチ電子ペーパー
  • SOC:Qualcomm Snapdragon 625(CPU-Zで確認)
  • RAM:4GB
  • ROM:64GB
  • バッテリー:4300mAh
  • BT ver:4.1
  • wi-fi:802.11ac対応
  • といった仕様となっています。
    ↓BOOX Note2
    BOOX Note2を買うまでに僕は2台の手書き端末を使用していたので軽く紹介します。
    今でも使ってはいますが、最近はもっぱらNote2を使うようになりました。
    気になる方はリンクを踏んでいただければメーカーの製品紹介に飛べるので読んでみてください(雑)
  • YOGABOOK(初代)androidモデル
  • IdeaPad C340(14,AMD)
  • 前者は大学入学直後にじゃんぱらで12,000円くらいで買いました。メーカー直販限定モデルなのですがなぜかじゃんぱら神保町店にあったんですよ...
    メカラボのガイダンス後かなんかに見つけてその日のうちに買いに行きましたww
    後者は2019年の夏にLenovoのメーカー直販で55,000円くらいで買いました。当時はまだ出たばかりのRyzen5 3500Uを積んで、手書き機能もついて6万切りだったので即決ですねww
    余談ですがLenovoのメルマガに登録するor会員登録する通常のメーカー直販価格よりもさらにお安くなるのでおススメです。
    ↓YOGABOOKとIdeaPad C340
    そんなわけで手書き端末を2つ使い分けていたわけですが、授業のオンライン化でディスプレイを見る機会が増えると、「あれ?液晶ってめっちゃ目が疲れね?」ということに気づいてしまったんですよ。
    そこで候補となった機種ですが、日本で購入できる電子ペーパーの手書き端末(A5以上の大きさがあるもの)は
  • QUADERNO(富士通)
  • DPT-RP1 / DPT-CP1(SONY)
  • Likebookシリーズ(Boyue)
  • BOOXシリーズ(ONYX)
  • あたりになるのですが、(おそらく)日本で実機が触れるのはLikebookシリーズ以外になると思います。 SONYと富士通のタブレットは生産元が同じなのでほぼ同じものだと思います。 数ある電子ペーパー搭載手書き端末の中でBOOX Note2を買った理由は
  • 実機が触れる(東京だと有楽町のFOX STORE 阪急メンズ東京とかで触れます。(購入前に触りに行きました))
  • Androidタブレットなのでブラウジング用途やPDFリーダーとしても使える
  • メーカー直販で買うとケースとフィルムがついてくる←ここ重要
  • の3点です。
    QUADERNO/SONYの電子ペーパー端末は重量が軽く、ヨドバシカメラやビックカメラでも触れるので魅力的でしたが、黒インクが使えなさそうというのが引っかかったのと、少しラグいなと思ったので候補には入れませんでした。
    Likebookシリーズはそもそも情報が少ないのと、購入方法が海外通販のみ(米尼かAliExpressで買うことになるかと)だったので今回はパスし、BOOX Note2を買うことになりました。
    (技適が無いと気分的に...っていうのもあります)

    BOOX Note2の購入方法 ~到着まで~

     ここからいよいよBOOX Note2の購入方法 ~到着まで~について話していこうかと思います(ここまで長かった)。
    さて、日本でBOOXシリーズを買うには6つくらい方法があります。(他にもあるかもしれません)
    1. FOX STOREで購入
    2. 淀や魚籠の通販で購入
    3. SKYNETSHOPで購入
    4. Yahoo!ショッピングで購入
    5. Amazonで購入
    6. BOOX SHOPで購入(メーカー直販)
    1~5までは国内で普通に買えて面白くないので割愛します。
    ここからは僕が実際に使ったBOOX SHOPでの購入方法について書いていきたいと思います。
    BOOX SHOPで買うメリットとしては「安い(自分が買った時は$519.99)」、「付属品がついてくる(代理店は本体のみの販売だったり)」の2つになります。
    たった2つかよと思われるかもしれませんが、この2つが非常に重要です。
    (純正ケースは国内では中々買えなかったり、付属品のペン先も純正品は中々手に入らなかったりするので...)
    何とBOOX SHOPでBOOX Note2を買うとついてくる付属品はですが、例えば
  • 専用カバー(なかなか高級感があって良さげ)
  • ペンと交換用のペン先5つか4つ(すみません、いくつ入ってたか忘れました...)
  • マット調の保護フィルム2枚!←1枚目で失敗しても安心
  • 充電・データ転送用USB Type-Cケーブル(なんとUSB3.0仕様)
  • がついてきます。$520でここまでついてくるタブレット、お得じゃないですか?
    購入ステップは基本的に国内通販と一緒で
    1. BOOX SHOPにアクセス
    2. 欲しい商品をカートに入れる
    3. 支払方法や住所を選択して購入
    で非常に簡単です。
    ただ、はまるかもしれないポイントが3つあるので書いておくと(海外通販に慣れている方は多分大丈夫だと思います)
  • 住所と名前は英語で書くこと(「英語の名前(宛名)を書いて返信してくれ」というメールが来る)
  • 中国の祝日の期間は発送がストップする(確か自分のときは国慶節と被ってだいぶ遅くなりました)
  • 商品受け取り時に配達員の人に輸入消費税を払う必要がある
  • です。
    自分はPaypalで支払ったのですが、その際宛名をPaypalに登録しているものにしたら名前が日本語になっていたので、Paypalを使う方は支払い時にチェックした方がいいかもしれません。
    さて、発送されてからですが、注文から発送までに祝日を挟んだ関係で納期などは覚えてません。(忘れたころに届いた)
    発送は4pxと知らされていたのですが、実際はDHLでした。
    輸入消費税についてはググって調べてみてください。(自分の時は2500円だったと思います。)

    BOOX Note2のレビュー

     ようやく本題のレビューに入りたいと思います。
    届いた のが今年の10月頭なので使用期間は未だ2ヵ月ないくらいです。
    書いてる人のモチベと締め切りが危ういのでどこまで書けるか分かりませんができる限りBOOX Note2の良さを紹介していきたいと思います。
    まず初めにBOOX Note2の良い点と微妙な点を列挙すると
    良い点
    1. 電子ペーパーなので目が疲れない
    2. バックライトを使用しなくても良いので電池持ちがいい(バックライトはついてます)
    3. 手書き時の視差が少ない←ここ重要
    4. 他の手書きアプリとは異なり、標準ノートアプリに「ページ」という概念がある
    微妙な点
    1. 電子ペーパーなので液晶ほど応答速度が早くない、モノクロ表示のみ
    2. 標準ノートアプリ以外(OneNote等)で手書きするとめちゃくちゃ重い(ここは諦めてください)
    3. 標準ノートアプリで生成したPDFの用紙サイズがなぜかA4ではない
    4. 自分でGoogle playを有効化する必要がある
    といったところになります。
    まずそれぞれ上から2点ずつさらっと詳細を書いていきたいと思います。
     目が疲れないのは本当で、液晶画面のように「見続けていたら目がチカチカするようになった」といったことは今のところありません。
    ↓標準のPDFリーダーアプリ(目次も参照できる)
    充電は週に1~2回する程度ですがそれでも現状困ったことはないです。
    応答速度は下の動画を見ていただくとわかるかと思います。
    確かに液晶と比べるとかなり遅く感じますが、動きの激しい動画でなければギリギリ見られるレベルにはなっているかなと思います。
    ちなみに音も出ます!(動画に音声はつけてません)
    描画モードによって表示に差がありますが、これはA2モードというモードで、比較的残像が少なく描画されています。
    OneNote使用時の手書きは以下の動画を参照してください。
    残り2点ずつについてはもう少し詳しく書いていきたいと思います。

    手書き時の視差

    初めに手書き端末を3台(Note2含めて)持っていると書きましたが、残り2つと比較して明らかに手書き時のストレスが少ないです。
    ペン先が触れた場所に視差なく描画されるので、細かい文字でもストレスなくかけます。
    学科の課題で「A4の紙1枚に手書きしたものをPDFで提出」という課題がありましたが、A5相当のNote2にA4サイズのA罫ノートのテンプレートを表示させても難なく書くことができました。
    手持ちの端末や、店頭で触ったiPad(第二世代apple pencil)ではここまで細かい文字は書けなかったと思います。
    ペン先がすり減ってきたら、標準ノートアプリのキャリブレーション機能で調節し直せ今まで通り書くことができるのも安心です。
    キャリブレーションはいたって簡単で、DSのタッチペンのキャリブレーションに似ています。画面にマークが表示されるので、そのマークにペンをタッチさせるだけでキャリブレーション完了です。

    標準ノートアプリについて

    標準ノートアプリの書き込み画面は以下の画像のようになっています。
    左側にツールバーがあり、上部にはファイル名(任意の名称に変更可)の表示や、戻る / 進むボタンが配置されています。
    手書きの背景となるテンプレートは本体の/noteTempleteにpdfを保存することで追加できます。
    先ほどの画像のように学科のレポート用紙を背景にすることも可能です。(便利)
    OneNote等とは異なり、1ページ内に収まらなかった場合は次のページに書くことになります。ですから先ほどの課題のように「A4の紙に書いて提出」といった場合でも改ページ位置をあれこれ調整する必要なくPDFを生成することができます。
    もちろん手書きした一部分をコピーして次のページに貼り付けるといったことも可能なので、同じものを2度書書かなければならないときの手間が格段に減ります。
    手書きのコピペに一度慣れてしまうと紙に書くとき鬱陶しくてしょうがなくなります。
    さて、ここまで「ノートを取る」ことに注力して書いてきましたが、最近アプデでお絵かきにも便利そうな機能が実装されました。
    その機能とは「レイヤー」の実装です。
    僕は絵心がないので絵を描くことはありませんが、レイヤ機能ができたことで今までの「1箇所消去すると周りも全部消えてしまう」というジレンマから逃れることができるようになりました。
    この辺りはぜひ実機を触って確認してもらいたいですね。

    このノートアプリで唯一欠点をあげるとすれば、生成されるPDFがA4でないことです。
    生成されたPDFを確認すると、何と用紙サイズが495.3×660.4 mmになってしまいます。(どなたか解決策をご存じでしたら教えて欲しいです)
    ですので「A4」を指定された場合は再度PCでA4のPDFに変換してあげる必要があります。(そうはいってもOneNoteで改行位置調整するよりかはずっと楽ですが)
    ただ、アプデによって機能はより良くなっていっているので今後に期待したいですね。

    Google playについて

    さて、レビュー最後の項目となりましたがGoogle playについて少し書いていきたいと思います。
    BOOXシリーズの商品をGooleなりDuckDuckGoなりで検索するとすぐにGoogle playの有効化についての検索結果がヒットすると思いますが、この製品でGoogle play storeを使うためにはGoogle playの有効化が必要になります。
    手順は簡単で、設定のの中のアプリというボタンをタッチすると「Google Playを有効化」という項目が出てくるので、チェックボックスにチェックを入れ、後は指示に従ってアカウントを登録するだけです。
    自分のときはものの数分で有効化されました。
    一度Google Playを有効化させてしまえば後は通常のAndroid端末と同じように使えます。
    (開発者モードの有効化などを行うためには標準のランチャーではなく別ランチャー(Microsoft Launcher等)で設定画面を開く必要があります)

    まとめ、新商品が出たよ

    さて、最後になりますがもう一度Note2の推しポイントを書いて終わりにしたいと思います。
  • 10.3インチ(A5相当)の電子ペーパーを採用したAndroidタブレット(泥9)
  • お値段は$500以下(2020年12月6日現在は$453.99)
  • BOOX SHOPで買うと付属品もついてきてお得(国内でも買える)
  • ノート用だけでなくお絵かきにも使えるかも?
  • もちろん技適認証済み
  • 以上BOOX Note2の紹介でした。
    余談になりますが、実は新製品が出ています!
    BOOX Note3 という機種で、筐体がプラから金属製になり、CPUやROMが変更されています。
    そして何とAndroid10が入っています!新しいもの好きな方はぜひこちらも候補に考えてみてください。
    以下のリンクは公式サイトの製品紹介になります。
    BOOXシリーズ製品紹介(公式サイト、日本語)
    以上BOOX Note2のレビューでした。
    拙い文章でしたが最後までお読みいただきありがとうございました。

    明日はクロネコによるルービックキューブの記事らしいです。どんな内容 なんでしょう?
    ぜひお楽しみに!

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